中部チルドレンズ・ファンド (CCF)
中部チルドレンズ・ファンド (CCF) は、在日米国商工会議所(ACCJ)中部支部によって2016年に設立されました。
中部地区の児童養護施設で暮らす子どもたちに「力を与え(Empower)、学びを支え(Educate)、将来への希望を育む(Inspire)」ことを目的とし、活動を続けています。
児童養護施設を巣立ち、自立を目指す若者たちが、社会の中で力強く生きていけるよう、必要なリソースと機会を提供し、長期的な視点で支援することが私たちの使命です。
カタリスト・プログラム:自立を支える4つの支援ステージ
カタリスト・プログラムは、児童養護施設を巣立ち、新たな人生を歩み始める学生たちを対象に、「教育から就職まで」を段階的に支援する、中部チルドレンズ・ファンド(CCF)独自のプログラムです。

名古屋市内の16の児童養護施設から、毎年5名の意欲ある学生を選抜。選考は成績だけでなく、本人の人柄や成長への意志を重視して行われます。選ばれた学生は、4つの支援ステージを通じて自立へと歩みを進めます。
奨学金プログラム
児童養護施設を巣立ち、進学を目指す学生に対して、給付型の奨学金を提供しています。
授業料や教材費、生活費など、進学に必要な費用を支援することで、安心して学業に専念できる環境を整えています。自立への第一歩を、自信を持って踏み出せるようサポートします。
メンタリングと個別サポート
CCFの最大の特長は、「長期的かつ個別に寄り添う支援」にあります。
奨学金の給付だけでなく、学生一人ひとりとの信頼関係を築くことを大切にし、卒業後も継続的なサポートを行っています。
年間を通じて、2か月に1度のグループミーティングを実施し、学生同士が交流しながら、経験や悩みを共有できる場を設けています。
さらに、1対1の定期面談や、いつでも相談できる連絡体制も整え、困ったときにすぐに手を差し伸べられるよう、日々のサポートを大切にしています。
このように、CCFは「孤立させない支援」を目指し、学校卒業後も頼れる本物の支援ネットワークを築いています。
テクノロジー支援
パソコンやITスキルは、進学・就職はもちろん、日常生活においても欠かせない基礎力です。CCFでは、提携パートナーである「YouWeMe」の協力のもと、学生一人ひとりにノートパソコンや必要なソフトウェアを提供しています。さらに、基本的な操作トレーニングや導入支援も実施し、学生が自信を持ってテクノロジーを活用し、学びやキャリアに役立てられるよう、実践的なサポートを行っています。
インターンシップ・就職支援
カタリスト・プログラムの最終ステージでは、地元の企業や提携団体とのネットワークを活かし、学生にインターンシップや就職の機会を提供します。
実際の職場を経験することで、学生たちは学びと仕事のギャップを埋めながら、社会人としての第一歩を踏み出すことができます。キャリアのスタートに向けて、確かな実践力を育てる支援です。
なぜこの支援が必要なのか
CCFのカタリスト・プログラムは、単なる経済的援助を超えた、包括的かつ長期的な伴走型の取り組みです。学生たちが児童養護施設を離れた日から、大人へと成長し、自立して歩んでいけるよう、私たちは一人ひとりに寄り添いながら全力で支え続けます。
ご支援ありがとうございます
Chubu Children's Fund
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金額は表記の金額以上で自由に設定していただけます。
- 奨学生サポーター:25万円/年から
- 企業マンスリーサポーター:1万円/月から
- 個人マンスリーサポーター:1千円/月から
お支払い方法:
- 奨学生サポーター:クレジットカード、または銀行振込。。
- マンスリーサポーター:クレジットカード。Square で毎月お支払いいただきます。
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